模型製作記録
鉋木の机上から
◆アオシマ1/24・トヨタJZS161型アリストV300ベルテックスエディション製作記◆
トップページに戻る
●まえがき
本記事は、青島文化教材社の「ザ・モデルカー97 1/24 トヨタ JZS161 アリスト V300ベルテックスエディション '97」の製作記録です。
前回まで86、フェアレディZ、インテRとクーペを3連続で作ってきましたが、今回は初の4ドアセダンです。
アリストは、車に興味をもって間もないころ大学の帰り道に実車を見て、雷に打たれたような衝撃をうけたことを覚えています。
異形4灯のヘッドライトもさることながら、なんというかこう……上品さとスポーティーさってここまで高次元で両立できるんだなぁと……思ったんですよね。
思えば、リアスポイラーのついたセダンを初めてかっこいいと思ったのはこの車種だった気がします。
今回はあの日見た白いアリストをイメージして製作していきます。
前期型と後期型が選択可能ですが、今回はフロントのエンブレムが立体的に表現される後期型で作ります。
なお、本キットは私が欲しいものリストに突っ込んでいたところを、友人のT氏より誕プレとして贈っていただきました。
T氏は免許を取ってからMT車に狂うまでの過程を共にした同志であります。
この場を借りて御礼申し上げます。
●購入・洗浄・切り出し
こちらが届いた品です。
特に言うこともないのでさっさと洗います。
切り出していきます。
パーツは塗装色ごとに小分けにしてみました。(左からつや消し黒、フラットアルミ、車体色、その他)
●ボディ製作
気になりところをパテで処理します。
テールライトはレンズ側を塗装したので意味なかったですね。
フロントはこんな感じ。
サフは一発OKで通りました。
この辺はちょっとずつ上手くなってるかもしれませんね。
白サフっぽくみえますが普通にグレーサフです。
白吹いて光沢トップコート厚吹きして乾かして4000番くらいの紙ヤスリで素地磨きして→タミヤコンパウンド細目→仕上げ目→ハセガワセラミックコンパウンドで磨いたものがこちらです(3分クッキング)。
車体色は純白を求めてクレオスのGXクールホワイトを選びました。
●ボディ装飾
徴的なヘッドライトは今回は塗装で処理します。
レンズをマステで仮止めし、カッターで切りました。
今回初使用のスーパークロームシルバー2を吹きました。
塗分けがやや甘いですが、まあいいでしょう。
かなり輝度の高い金属感が出ました。
窓枠もいつも通りカッターで切り出します。
エナメル黒を吹きました。
説明書ではサイドが半艶、前後がつや消しと指定されていたので、一応それに従ってます。
メッキガーニッシュはミラーフィニッシュを0.8mm幅くらいに切って貼り付けました。
窓周りの曲線にもよく追従します。
ヘッドライトのウィンカーはエナメルのメタリックブラウンで色差ししました。
サイドのウィンカーも裏から同じ色を塗ってます。
●各パーツ製作
下回りは主につや消し黒とフラットアルミで塗っていきます。
一気にいろいろ塗りました。
シート:セミグロス黒
内装パネル系:ダークグレー
内装小物:セミグロス黒
シャーシ:つや消し黒
パイプ:スーパークロームシルバー(マスキングなし)
ワイパー:つや消し黒
テールライト:クリアオレンジ→クリアレッド→スーパークロームシルバー
グリル:メタルプライマー→つや消し黒
続いてウィンドウ塗装。
マスキングシールがあると楽ですね。
セミグロスブラックを吹きました。
ウィンドウ塗装はしっかり吹かないと透けるので念入りに。
フォグランプはミラーフィニッシュを裏貼り。
つや消し黒で塗ったグリルを溶剤をつけた綿棒で磨き出します。
鉋木が好きな技法のひとつ。
組む前にデカールを貼っておきます。
で、組んだものがこちらです(再びの3分クッキング)。
あとは車体に諸々のパーツをつけてスミ入れしてデカール貼ってシャーシ・内装と合体させたら完成です。
●完成
完成です。お疲れ様でした。
異形4灯のインパクトはプラモでも健在。
リアも結構特徴的。
リアスポがかっけェ~!
(スミ入れ塗料を思いっきり拭き残してるのはスルーでお願いします……汗)
サイドから。
ホイールとメッキガーニッシュがキラッと光ります。
正面から。
メッキグリルもキラッと光ります。
同じくトヨタ車の86と並べてみました。
86の製作記(カーモデル初製作)は
こちら
。
並べるとデカいっすね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
いつかはゴリゴリにカスタムされたアリストも作りたいですね。
トップページに戻る
模型の製作、加工は自己責任で行ってください。 このサイトを参考にして生じたトラブルについて、管理人はその責任を負いかねます。
(c)2021- 鉋木