模型製作記録 鉋木の机上から
◆GM・近鉄2610系製作記①◆
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●まえがき

本記事は、京急2000に続く自身2作目のグリーンマックスエコノミーキット「401 近鉄2610系」の製作記録です。
板キット2作目は西の私鉄車がいいなーと思ったところで目に留まったのがこのキット。 そして購入予定のTOMIX・新塗装ビスタEXの離合相手にも不足なし、といことで製作決定。


(参考画像・プロトタイプ編成とは異なります)
今回は、何年か前に乗った2610系の山越え急行を作ります。 最近は4連の山越え急行も普通に走ってるらしいので、とりあえず2610単独です。 いつか2410辺りをつなげて6連にしたいですね。
前回の反省を活かしつつ、のんびりコツコツと作っていきます。 基本事項はやや駆け足の記載としますので、板キットの基本的な作り方は京急2000の記事も合わせてご覧下さい。

目次
購入・開封~TNカプラー取り付け(このページ)
床下機器の製作~完成(GM・近鉄2610系製作記②

●購入・開封

こちらが最初に用意したパーツ一式です。
パンタ・台車・インレタは指定品です。 コアレス動力と動力車用床下もひとまず指定品を買ってはきましたが、後に別のものに変更しています(詳細後述)。
ステッカーは「急行・伊勢中川」が欲しいので名古屋線用をチョイス。 将来的に併結をやりたいので、今回は前面にTNカプラーを使います。

さて、このキットは分散クーラーと連続クーラーの両方が付属しており、自分は分散クーラーで作ろうとしていました。

で、これ。
近鉄ファンの方へ……?
分散クーラーで作ろうとすると、既設の配管を削って新たにパイピングをする必要があるらしいです。
めんどくさそうなので連続クーラーで作ります。 分散クーラーは近鉄ファンの方に任せます。

●車体下処理~サフ

パーツを洗ってから切り出しました。



現行の姿を再現するには、サ2760のトイレ窓を埋める必要があります。まず、裏に適当なプラ板を貼ります。



そしてタミヤパテを盛り、400~2000番くらいの紙ヤスリで整えます。


同じ要領で各側面右側の方向幕も埋めます。こちらは市販の溶きパテを使いました。


ヤスリがけをやっているうちにヒケが気になり始めたので、こちらも溶きパテを塗って埋めます


これで側面の処理は終わりです。


箱組をします。この時点で既に屋根上機器を接着していますが、この後のマスキングがめんどくさくなったので、屋根塗装の直前に付ければいいと思います。
屋根上機器の取付穴位置は屋根パーツの裏にモールドされていますが、中間パンタ車だけ位置が微妙に違う気がしたので、実車サイドビューを参考に修正しています。


合わせ目にも溶きパテを塗って削ります。(写真下が合わせ目消し後)


前面表示器を忘れずに付けてから、サフを吹きます。


トイレ窓も綺麗に埋まりました。

●TNカプラーの取り付け

今回は2段電連のJC25しか手に入らなかったので、下の電連を切り落とします(写真右)。



先頭車の床板の端を切り落として1mmプラ板を床上に貼り、これにTNを接着します。 先頭部車体内側のリブは、プラ板が干渉するので削り落としています。 スカートはデフォルトのものを加工してTNに接着。 高さ合わせのため、スカート両端の付け根に1mm角のプラ材を挟んでいます。



取り付けたところ。 連結器の上部と車体が干渉する場合には、連結器の上部を軽く削ります。
なお、このキットの車高は京急2000に比べ低くなっているので、台車受けを軽く削る程度で済ませています。

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