模型製作記録 鉋木の机上から
◆フジミ1/24・ホンダDC2型インテグラ タイプR製作記①◆
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●まえがき

本記事は、フジミ模型の1/24インチアップシリーズ「ID-21 ホンダ インテグラ タイプR」の製作記録です。
これまでトヨタの86、日産のZ33と作ってきた鉋木。
これはホンダ車作って御三家揃える流れ……ということで選ばれたのが、このインテR。
実は直前までEK9型シビックタイプRを作る予定だったのですが、たまたま駿河屋の通販で見つけたので買っちゃいました。
色は……サンライトイエローしかないでしょう。個人的にタイプRといえばこの色。
フジミのキットは少々癖が強いところもあるようですが、過去作と並べられるクオリティを目指して製作スタートです。

目次
購入・開封~ボディ製作(このページ)
車体装飾~完成(フジミ1/24・ホンダDC2型インテグラ タイプR製作記②

●購入・開封

こちらが届いた品です。
けっこう古そうですね……。現行品は在庫切れなので仕方なし。


開封してみて驚きの白さ。
クリアパーツ以外全部白というのは初めて。

●車高下げ
ネットの声を拾ってみると、みんな口をそろえて車高が高い高いと言われているこのキット。
いや……ゆうてローダウンなしのノーマル仕様くらいの高さなんじゃね?と思ってとりあえず仮組みしてみました。


うん、高いな。


これではとても過去作とは並べられません。


仕方なくローダウン加工をします。
各ショックアブソーバーを3mm程切り詰めました。
接合部には0.3mmのCライン(手元にこれしかなかったが、強度的に0.5mmが最適と思われる)を埋め込み、瞬着で固定します。




ショックアブソーバーの切り詰めにより干渉する部分をいろいろと削ります。
この辺は説明がダルいので各自現物合わせということで(怠惰)。


3mmのローダウンでまともなプロポーションになりました。


なお、車高下げ加工のときに後方の黄色いパーツとパイプの存在を忘れていたので、完成直前に左右の後輪を抑えるパーツが干渉していることに気づきました。
仕方なくこのパーツを再加工していたところ見事に破壊したので、ぶった切って左右独立にしました。
強度的にちと弱いけど自立するのでヨシ!

●ボディ製作


まずは0.2mmのマイクロチゼルでスジホリをし、ミスって傷ついたところと成型で気になるところにパテを塗って研磨します。


サフ吹き。いい感じですね。


……と思ったら、シャーシに引っ掛けるツメ部分の表側に凹みがありました。


ネットの上手い作例に倣い、プロジェクターライトを別パーツ化してみます。
元のモールド部分を2mmで開孔し、後で2mmのプラ棒を入れられるようにしておきます。


サンライトイエローの塗装法はどうもネットで見つからなかったので、自分で研究しました。
左から
ハーマンレッド+c4イエロー 薄い
c113 RLM04イエロー直吹き 濃いがくすんでる
ハーマン+c113 鮮やかで濃いがやや暗い
ピンクサフ+c113 これに決定
※全て下地はグレーサフ・c113は半光沢のため光沢クリア仕上げ


ということでピンクサフから吹きます。
濃度は間違いなかったと思うのですが、粉を吹くほどザラザラになってしまいました。
レベリング薄め液とかを使うべきだったのかな……?
軽くヤスって洗って誤魔化します。


続いてクレオスc113 RLM04イエローを吹き、さらに光沢ラッカークリアを5回くらい吹きます。
完全にイメージ通りの色。


神ヤス4000で素地磨き→タミヤコンパウンド細目→仕上げ目→ハセガワセラミックコンパウンドの順で磨き出し作業。
下地が荒れていたせいか素地磨きが甘かったせいか、鏡面の出来は微妙です。次回の課題とします。


コンパウンド落としは前回同様、安物の超音波洗浄機で。


ちなみに、今回からコンプレッサーはクレオスのL5を使ってます。
今まで使っていたタミヤのベーシックコンプレッサーとの性能差は歴然。パワーがあるので全然詰まりません。
動作音も静かでサイズも小さく、ベーシックコンプレッサーで感じていたストレスが一気に解消されました。

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